【VBA】 0.1 ExcelVBAとExcelマクロの違いを明確にする!

VBAは「Visual Basic for Applications」の略で、MicrosoftのOffice製品に搭載されたプログラミング言語です。
最近、Windowsから削除される方向で進められていると話題となっている、VBS(VBScript)とは異なります。

VBAはそれぞれのOffice製品に搭載されており、ExcelVBAが最も利用されていますが、それ以外に以下のVBAもあり、言語の体系は完全に同一ではないものの、基本コンセプトは同一です。

  • AccessVBA
  • WordVBA
  • PowerPointVBA

VBAとマクロの厳密な違いについては非常に分かりづらいため、様々なサイトで微妙に表現の違う定義を見かけるのですが、私にはどれもしっくりこないため、このサイトの中での使い分けは、以下の通り定義します。
(この定義が多少の語弊があることは承知しておりますが、曖昧さを残した様々なサイトの定義よりは分かりやすいと考えております。)

  • ExcelVBAExcelに搭載された、Excelマクロを作成するためのプログラミング言語

  • ExcelマクロExcelVBAで作成したプログラム、及びそのプログラムが動作するExcelファイル

従って、本サイトでは以下のように使い分けることにします。

  • ExcelVBA解説編:Excelに搭載されたプログラミング言語であるExcelVBAの言語の仕様や使い方に関する解説を行う。

  • Excelマクロ実装編:ExcelVBAを駆使して開発した、複数行からなるExcelマクロを、仕様通りに動作させるために必要となる実装上のテクニックの解説を行う。

上記の、似て非なるExcelVBAとExcelマクロの定義をご認識いただいた上で、当サイトの解説をご覧ください。

この記事を書いた人

某IT企業に勤務。

2年間の休職を経て、一から独学でExcel VBAを習得し、半年でExcel VBA エキスパート資格のスタンダードに一発合格。

社内の非効率的な作業を効率化するExcelマクロの開発を、全行程まるっと一人で請け負い、これまでに約100個のExcelマクロを開発し、現在も増産中。

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