【VBA】10. [emalabo式] コーディングルールをマスターしよう!

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コーディングルールとは何か?

どの言語でプログラムを作成する場合でも言えるのですが、例えば変数名やプログラムの書き方などについては、かなり自由度が高いため、それぞれプログラマーが自由にプログラムを作成すると、統一感のないプログラムの集合体となります。
それをメンテナンスするプログラマーにとっては、プログラムを修正する以前に、それぞれのプログラムの記述の仕方の違いを把握する必要があり、不必要な負担が掛かることになってしまいます

そのような不必要な負担をできるだけ軽減するため、コーディングする際の最低限のルールを設け、どのプログラマーが作成したプログラムでも、ある一定の統一感のあるプログラムにすることにより、メンテナンスの負荷を下げ、品質を向上される目的でコーディングルールを策定します

コーディングルールの種別

それほど一般的ではないかもしれませんが、私の中ではコーディングルールというのは以下の2種類で構成されると考えております。

種別解説
ネーミングルール変数名やプロシージャ名などのプログラマーが自由に命名できるプログラムの要素を命名する際のルール
プログラムを作成する際の
狭義のコーディングルール
プログラムを作成する際のお作法(例えば、適切にインデントを設定するなど)について策定したルール

上記の2つの種別全体を表現する広義のコーディングルールと、上記の2つ目の狭義のコーディングルールは、以降は基本的にコーディングルールと記述しますので、それぞれの文脈でどちらを指しているかは、文脈から推察してください。

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この記事を書いた人

某IT企業に勤務。

2年間の休職を経て、一から独学でExcel VBAを習得し、半年でExcel VBA エキスパート資格のスタンダードに一発合格。

社内の非効率的な作業を効率化するExcelマクロの開発を、全行程まるっと一人で請け負い、これまでに約100個のExcelマクロを開発し、現在も増産中。

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